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コーヒー生豆のプラットフォーム事業「TYPICA」全国キャラバン開始。日本初上陸のエチオピアなど、希少性の高いコーヒー生豆を多数ラインナップ。

コーヒー生豆の物流を革新。麻袋一袋からダイレクトトレードが可能に。

コーヒー生産者とロースター(焙煎所)をつなぐコーヒー生豆の売買プラットフォーム事業「TYPICA」の2020年ニュークロップの受注受付を3月9日より開始します。通常コーヒー生豆の輸入はコンテナ単位(18トン)で行われますが、TYPICAのプラットフォームを通じて一つのコンテナを複数のロースターがシェアすることで、麻袋一袋(30〜60kg)からダイレクトトレードが可能になります。また経済透明性を確保し、流通経路を最適化することで、適正な価格を実現します。
オンラインプラットフォームのオープンに先駆け、3月9日~18日に全国7都市を訪問。取り扱う306の農園(うち288農園が日本に初上陸)を紹介し、30農園のニュークロップコーヒー(収穫したばかりのコーヒー)を試飲できるロースター向けイベントを開催します。

気候変動による地球温暖化の影響を受け、コーヒー生産が危機的状況に。

地球温暖化の影響で2050年頃には、コーヒー生産の6割程度を占める「アラビカ種」の生産に適した土地が半減するといわれています。コーヒー豆の多様性や、生産者の経済的基盤の強化には生産者とロースターを直接つなぐダイレクトトレードが有効ですが、コンテナ単位(18トン)で取引する現在の物流の仕組みでは、小規模な生産者やロースターがダイレクトトレードを行うことは困難でした。

テクノロジーとシェアリングでコーヒーを持続可能に。

「TYPICA」では、オンラインプラットフォームに、想いやこだわりなども含めた生産者の情報を掲載し、サンプル依頼や注文、生活者の反響や要望など、相互にコミュニケーションがとれるようになります。
生産地ごとに複数のロースターの注文をとりまとめ、ひとつのコンテナで輸送することで、流通を最適化するとともに、生産者や物流事業者が得ている収益などの情報を見える化し、経済透明性を確保することで、適正な価格でコーヒー豆を届けます。
全国7都市で開催するロースター向けのカッピングイベントでは、コーヒー生産地を訪れ帰国したばかりの、本事業責任者の山田彩音が、生産地の様子をプレゼンテーションし、生産者からオファーされたエチオピア、グアテマラ、ニカラグアのニュークロップのコーヒーを試飲。さらにオンラインで生産者と参加者をつなぎ動画中継で交流を行います。

ロースター向けのカッピングイベント概要

【日時と場所】
・東京 3月9日(月)
FINETIME COFFEE ROASTERS
東京都世田谷区経堂1-12-15

・東京 3月10日(火)
LEAVES COFFEE ROASTERS
東京都墨田区本所1-8-8

・名古屋 3月11日(水)
GLITCH COFFEE @9h NAGOYA
愛知県名古屋市中村区名駅2丁目42−2

・京都 3月12日(木)
Goodman Roaster Kyoto
京都府京都市下京区矢田町115−2 ベアフルートイイノ 一階

・大阪 3月13日(金)
EMBANKMENT Coffee
大阪府大阪市中央区北浜1丁目1−23

・神戸 3月16日(月)
ROUND POINT CAFE
兵庫県神戸市中央区栄町通4丁目2−7

・広島 3月17日(火)
shimaji coffee roasters
広島県広島市南区的場町1丁目6−8

・福岡 3月18日(水)
BASKING COFFEE
福岡市東区千早4丁目10-1  リングローブ1F中央ホール

※全日19:00開始予定です(大阪会場のみ19:30)

本件に関するメディアからのお問い合わせ先
TYPICA事業部
コミュニティマネージャー 藤井優衣